◆陶  器
土がバクテリアなどの作用でねばり気をおびた「陶土」を焼いて作られます。
粘土を主原料として、釉薬を掛けたものと、掛けずに焼締めたものがあります。
素焼きの状態で褐色の土の色をしている物が多いため、土の温かい風合いを大切にして、絵付けをしない物も多く見られます。
通常、焼き物の成分は、長石、珪石、粘度の3成分から成り立っています。
陶器は、長石10%、珪石40%、粘土50% です。
日本の備前焼・益子焼などがそうです。

 

◆磁  器
磁器は石が細かく砕け、バクテリアなどの作用で粘土質になった「磁土」を焼いて作ります。
陶石を原料として長石・カオリン・珪石などを配合したものを素地とします。
通常、焼き物の成分は、長石、珪石、粘度の3成分から成り立っています。
磁器は、長石30%、珪石40%、粘土30%です。
陶器に似ていますが、磁器のほうが硬くて薄い物が作れます。
磁器の素材の中に骨灰をいれたボンチャイナや特殊素材を使用した強化磁器などは特に強度が高くなります。
また地肌が白く表面がなめらかなため、鮮やかで細かい絵付けができるのも特徴。
叩くと「チ~ン!」と高い音がします。
瀬戸物と呼ばれ普段食卓で使っているお茶碗などがそうです。

 

◆ブロンズ
元来蜂蜜の蝋と松脂を混合したもので原型を作り、その上に真土(まね)と称する土で包んで焼いた後、中の蝋を流して銅を鋳込んだ方法。
ブロンズ像の彩色は、全体を酸で洗浄し、ロクショウ(青銅色、赤銅色)を出す為の溶剤を塗り込み、青銅系、茶系の着色をする。
表面の色は、化学反応により10年から50年位かけて変化し、最終的には青黒い青銅色に落ち着く。
これは像の全面を緑青が覆いつくし、安定した状態になったということである。
黒色を出したい場合は、水洗いし、藁を燃やし薫蒸する手法などがある。
中国から伝えられた製法で、大量生産は不可能だが、作者の技法や創造力をきめ細かに表現し得る最適な製法とされている。

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