トム・ウェッセルマン
1931年 オハイオ州シンシナシティに生まれる。
1956年 シンシナシティ大学卒業
1952年 3年間兵役につくがその間に風刺画を描きはじめる。
退役後、シンシナティ美術アカデミー、ニューヨークのクーパー・ユニオンに学ぶ。
1959年 コラージュの技法を用いて室内の女性像を制作する。
1961年 『グレート・アメリカン・ヌード』のシリーズを始め、高い評価を受ける。
マティスの裸婦を思わせるしどけないヌードを明るく乾いた表現で描くことで、
従来の裸体画と現代の日常生活をポップ・アート的に融合したと言われる。
以後次第に日常的な事物を画面に貼り付けて行く。
1963年 『バスタブ・シリーズ』で、コラージュによる立体作品となり、
日常の世界と作品の世界を一層あいまいなものとした。
1969年 再び平面作品に戻り、『マウス』や『スモーカー』などのシリーズを発表。
描く形態に合わせた変形キャンバスを用いるのも新しい特徴である。
近年は、レーザー光線で切断した鉄板を組み合わせた
『スティール・ドローイング』に取り組んでいる。
2004年 死去、73歳。